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お客さんの興味は?

レンです、

前回の美人店員の話の続きです。

まだそちらを読んでいない場合は
先に目を通してみてください。

美人店員との攻防戦

前回の最後に話した、あの話から
学べるもう一つのこと、それは

"相手の興味ポイントを常に探す"

ということです。

前回の話で、私の興味ポイントは

『黒い靴』

もしくは

『足を長く見せるファッション』

にありました。

この点に触れ続けてくれていたなら、おそらく
私はずっと話を聞いていたでしょうし
買う確率も高かったと思います。

真剣に探していたのですから。

 

少し、テレアポに話を戻すと

これは特に初心者の人がやってしまいがち
なのですが、

「スクリプトを最初から最後まで
全部話さないとダメ」

と思い込んで余計な部分まで話して
しまう人は多いです。

私も最初はそうでした。

すべて言わずに大事なところが
抜けていたらどうしようなどと
と考えていました。

ですが例えば、あなたがデジタルカメラを
買いに行ったとして、一番の興味が

「どれだけバッテリーが長く保てるか」

だったとします。

それなのに、

「このカメラは画素数が現在のモデルでは最高で…」
「光学式手ぶれ補正もついていて…」
「10倍ズームが…」

などとあまり興味のないメリットを連発されたら
どう感じるでしょうか。

一般的にですが、自分の興味とズレた話をされると
頭にも残りにくいですし、話がくどいと逆に欲しく
なくなります。

逆に

「何を聞きたがっているのかな?」

という点にフォーカスしてそこに触れながら
話していけば、相手は真剣な顔でうなずきながら
話を聞いてくれます。

他の人の話なのですが、以前に光回線の
テレアポをやっていたときに

お客:「何かネット壊れちゃったみたいなんだよね」
営業:「あ、それ光にしたら直りますよ」

というやり取りだけで成約させた人がいました。

「ネットの速度が速くなります!」とか
「工事費が今なら無料です!」とか

そういうトークはほぼ無しです。

そのお客さんの興味は

「自分のネットが直るかどうか」

なので、その他のメリットは
あまり重要ではありません。

"相手の興味ポイントを常に探す"

事を意識して、なるべくそのポイントに
触れ続けながら話を進めていき、

その他のメリットはおまけ程度に
後で言えば良いのです。

スクリプトに書いてあるようなメリットは

『多くの人にまんべんなく響くメリット』

なので

『相手の興味にドンピシャに響くメリット』

があるのであれば、スクリプトを1から10まで
読む必要はないのです。

 

-トーク