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『アナと雪の女王』とテレアポの密かな関係

レンです、

あなたもこの映像を一度は見たことがあると
思います。

2014年に大ヒットした『アナと雪の女王』の
プロモーションビデオです。

『アナ雪』です。

もう嫌になるほど見た人も
いるかもしれません。

この映画は公開して約4ヶ月で興行収入が
日本歴代3位、世界歴代5位、アニメ映画としては
全世界歴代1位という恐ろしいほどの
ミラクルヒットを記録しました。

アナ雪が大ヒットした理由のひとつが

「プロモーションビデオが非常に上手く作られていた」

からだと言われています。

これは私も同意です。

アナ雪を観たことがなくても
このビデオだけは知っているという人は
たくさんいるはずです。

通常、映画の予告編はいくつかのシーンを
切り貼りしたダイジェスト的な映像です。

ですがアナ雪の場合、作品中で
最も盛り上がるシーンをそのまま
予告編に使っています。

つまり

『ピーク』

の部分をタダであげているのです。

『ピーク』とは、人が一番気分的に盛り上がって
テンションが最高潮になる瞬間のことです。

他の部分が多少ダメでも『ピーク』さえ良ければ
人は良い印象を持ちます。

ただし…

重要な注意点があります。

人は『ピーク』を境に急にテンションが
落ちるという心理的な事実です。

イメージとしては↓の感じです。

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これはテレアポでは特に注意する必要があります。

なかなか件数が伸びないアポインターや営業マンは
ピークを超えた後も長々と話し続けています。

「お?お客さんが興味を持っているようだぞ」

と調子に乗って言わなくても良いことまで
べらべらと喋ってしまいます。

これは初心者よりも少し慣れてきた
中級くらいの人に共通して多く見られる
現象です。

私も同じようなミスを経験していて、知識やスキルが
ついたのに中々件数が伸びない時期がありました。

ちゃんとコミュニケーションが取れているし
明らかにお客さんも耳を傾けてくれている、

なのに最後でスルッと逃げられてしまう…

これは、一言で言うと「喋りすぎ」です。

先ほどのアナと雪の女王の感想で
私の周りで多かったのは

「あのシーンは確かに凄かったけど
それ以上のところはなかった」

という声でした。

おそらくあのシーン以外を過剰に宣伝していたら
ここまで大ヒットはしなかったと思います。

ピークを超えると「観たい!」という
テンションが下がるからです。

 

一方でテレアポが上手な人は

『電話を切り上げるタイミング』

をちゃんと知っています。

友達同士で話していてすごく盛り上がり
笑い転げて楽しんでいた時に、

「はい、時間です、終了~」

と突然打ち切られたら

「え、え、もうちょっとだけ…」

と感じると思います。

腕の良いセールスマンがやっているのは
これと似ています。

「ピークだな」

と思ったらダラダラ話さず、サッと
切り上げてアポの話に誘導します。

それ以上話すと逆効果でしかないことを
知っているからです。

「お客さんが興味を持って話を聞いてくれているのに
最後になぜか逃げられてしまう…」

という事が多い方は、

思い切ってお客さんのテンションが上った
タイミングでバッサリ本題を切り上げてみて下さい。

そしてアポの日時の話に切り替えて下さい。

『ピーク』から後は対面営業の仕事です。

 

・追記

『ピーク』と同じくらい大事な部分があります
https://steleapo.net/archives/800

 

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