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テレアポを辞めたいと思ったときの話

レンです、

あなたはテレアポを辞めたいと
思ったことがありますか?

辞表を上司の机に叩きつけてやりたいと
寝る前に考えたことはあるでしょうか?

私は、何度もあります。

数え切れない程あります。

今、その時を思い出しながら
この記事を書いているのですが

私が辞めたいと思った時は大まかに言うと
3パターンに分かれていました。

 

1.努力しているのに件数が伸びなかったとき

これはテレアポを始めてしばらく経った時に
よく感じていたことです。

自分や他人の録音を聞いたり、本を読んでみたり
ロープレしてみたり、新しいトークを試してみたり
色々な努力はしている、

なのに結果が伴わない…

という状況です。

一言で言うと、あまりにも結果を
気にし過ぎていたのがこの時の原因でした。

もちろん結果は大事ですが、順調に伸びていく人は
結構楽しんでやっている場合が多いです。

件数が伸びなかったり怒られたりしても
仕事が終わるとヘラヘラ笑っていたりします。

今はいい意味で、

"力を抜く"

のも必要だと思っています。

 

2.どうしても心が苦しかったとき

これは私がアルバイトとしてで入った
2つめの会社の話です。

詳しくは言えないのですが、正直、
限りなくブラックに近いテレアポを
行っている会社でした。

人間関係は悪くなかったのですが
コールセンターとしての環境は最悪でした。

毎日毎時間、ガチャ切りしたお客さんに

「死ね!」
「ふざけんな!」
「クソババア!」

など、動物園かと思うくらいアポインターが
やりたい放題に言っていました。

管理者がほとんど不在だったのでアポインターだけが
職場でひたすらコールしていたのですが、

上司や同僚から怒られる事はほぼ無いものの
お客さんに対しての言動は無法地帯のような
環境です。

私は最初に入った会社で、

「職場では愚痴や不満は絶対に口に出すな。
周りの人に伝染って全体の雰囲気が悪くなるから」

と厳しく言われていたので、最初は我慢していたのですが

「みんな言っているし、少しくらいなら俺も…」

とその内に思うようになり、態度や言動が
荒々しくなっていきました。

テレアポの内容がどうしても自分の中で
割り切れなかったのと、お客さんへの怒号が
飛び交う環境が連日続き、

心が苦しくて頭がおかしくなるんじゃないだろうかと
毎日思っていました。

結局この時は

「辞めたい」

では済まず、ひと月程度で実際に辞めました。

アポが取れる取れない以前の問題だったと思います。

もちろん全てが悪かった訳ではなく、今思えば
色々と学べた事があったのも事実です。

ですが、仮にこの会社はアポが取れていても
長くは続かなかったと思っています。

 

3.周囲に申し訳ないと思っていたとき

1と似ていて件数や成績がよろしくない状況なのですが
より周囲への罪悪感が強くなっていた時です。

また、自分の件数だけでなくチームを任されてからは
全体の件数やメンバーの成績などが停滞していた時に
会社や周りに申し訳なく思っていた事がありました。

これを打開できたのは、

"開き直って周囲の人と話し合えた時"

でした。

私の場合は周りの人に恵まれていたのだと思いますが、

自分が思っているほど周りは自分の事を悪く思って
いなかったのだな、と知るのはとても重要でした。

ちゃんと現在の状況を包み隠さずに周りに
相談すれば、手を貸してくれたり助言をしてくれる人は
必ず一人はいると思います。

逆にカッコつけて自分一人で問題を抱えてしまったり
弱みを隠したままでいると、問題が更に悪化していきます。

私の場合はテレアポではなく他の仕事で
こういった失敗をしていたので、包み隠さず
相談する事の重要性を体で解っていたのが
幸いでした。

「すみません、正直、こういう問題があるのですが
少し力を貸していただけないでしょうか?」

と素直に聞く事が、周囲への罪悪感が
強くなって来た時の一番の打開策だと思います。

 

最後に

一応このブログは

「テレアポ、上手くなろうぜ!」

的なニュアンスがあるので、本来は
こういう記事を書くべきではないのかも
しれません。

「あきらめないで頑張ろう!」

みたいな事を言うのが本当は良いのかもしれません。

ただ今回私が言いたいのは、

「テレアポを辞めたい」

と言う人には

A.辛くて苦しいけど、その先に成長・報酬がある
B.辛くて苦しいし、ただ自分を痛めつけているだけ

という2つの状況があるという事です。

例えば自転車に初めて乗る時、上手く乗れなかったり
転んだり倒れたりして、痛みや苦しみが生まれます。

ですが、成長して上手く乗れるようになると
楽しいし便利だし、色々な意味での報酬があります。

一方で、家庭内暴力や虐待なども同様に
痛みや苦しみが存在すると思います。

ですがそれをずっと耐え切った先に、
果たして求めるものがあるのかと言われると
少し疑問だと思います。

どちらも痛み・苦しみ・辛さが存在しますが
その先にあるものは大きく異なります。

辞めたい、という一言でも個人個人の
状況によって含まれる意味が大きく変わるはずです。

あくまで個人的な意見ですが、

今の状況を試練と捉えて成長のきっかけだと思えるか
それともただ自分を痛めつけているだけなのか

この2つの状況を自分の中で
はっきりさせておくことが、

「辞めたい」

と思った時に大事なのではないかと考えています。

 

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