レンです、
今日の話は拍子抜けするほど簡単です。
小学校に入りたてのお子さんでも出来ます。
８０歳を過ぎたおじいちゃんやおばあちゃんでも出来ます。
それくらい簡単ですが、驚くほど効果があります。
今回のテーマは
「ストレスを軽減し、集中力を回復させる方法」
です。
その前に一つ覚えて欲しい言葉があります。
「意志力」
という言葉を聞いたことがありますか？
私たちは日々色んな仕事や雑務、
友達との用事などに追われています。
その一つ一つにエネルギーが使われています。
「意志力」というのは、このエネルギーの事です。
仕事の電話をとったり、メール処理をしたりすると
エネルギーが使われますし
大好きなお菓子を我慢したりする時などにも
消費されていきます。
ゲームで言えばHP（ヒットポイント＝体力）のようなものです
HPが減っていくとストレスがたまりやすくなったり
集中力や自制心がなくなってきます。
ゲームキャラが弱ってくるのと一緒ですね。
エネルギーを消費しやすいようなことを
行うと意志力が失われていきます。
特に神経を使ったり我慢したりする時間が長いと
意志力がすり減っていきやすいです。
ですので、例えば選挙中の男性やダイエット中の女性は
自制心が弱くなり、浮気やセックスの誘惑に
流されやすいと言われています。
また、テレアポに限らないのですが
現代の成功者に共通している特徴として
「意志力の使い方が上手い」
という特徴があります。
これは私が勝手に言っている訳ではなく
脳科学という学問での最近のトレンドで
さかんに研究されているのが「意志力」なのです。
アポインターもエネルギーの消費が比較的大きな
仕事なので、意志力について考える必要があると思います。
意志力がなくストレスが溜まっている状態では
お客さんの事を考える余裕もなくなり、結果的に
焦ってアポを取りこぼすことも多くなってしまいます。
逆に意志力の使い方が上手ければ
イライラする事も少なくなり、余裕を持って
電話する事ができて、結果的に件数や成績に
つながってきます。
ゲームの例で言えば、HPの最大値が上がったり
防御が上がってHPが減りにくくなった状態です。
タフな戦士というイメージです。
意志力の回復方法
意志力を上手に使ったり回復したりする方法は
たくさんあります。
本当は『瞑想』などが効果的なのですが
会社で行うのは現実的に難しいと思いますし
最初から慣れない事をしても続かないと思います。
ですので、個人的に手軽でおすすめな
方法が２つあって
１つは
『呼吸のペースを１分間に４回から６回までに抑える』
という方法です。
呼吸のペースを遅くすると
「心拍変動」
と呼ばれるものが上昇し、簡単に言うと
気持ちが静まって落ち着いてきます。
特に現代人は呼吸が浅くて早いので
これだけでストレスが大幅に減少する
人も多いです。
『呼吸のペースを１分間に４回から６回までに抑える』
という事は、１回の呼吸を１０秒から
１５秒程度で行う事になります。
最初はゆっくり過ぎて違和感があるかもしれませんが
少し練習すればすぐクセになってきます。
コツは、
１．息を止めないこと
２．息を吐ききる事に意識を向けること
です。
息を止めると逆にストレスが高まるだけなので
無理にストップする必要はありません。
また、多くの人はゆっくり吸うよりも
ゆっくり吐くほうが簡単です。
ゆっくりと息を吐ききると
吸う方も自然と楽になります。
１分間にかならず４回まで減らさなければ
いけないという事もありません。
実験の結果では呼吸の数が１分間に１２回以下に
なれば効果が出るそうです。
完璧主義にならずに、普段の生活で
吐き切ることを意識してみてください。
もう１つのおすすめは
『グリーンエクササイズ』
と呼ばれる５分程度のエクササイズです。
エクササイズと言っても激しく体を
動かしたりする訳ではありません。
・オフィスを出て公園などの緑のある場所へ行く
・外で新鮮な空気を吸って、かんたんなストレッチをする
・音楽を聞きながら会社のまわりを１周する
のように、テレアポの休憩時間に
簡単に身体を動かすといった程度でOKです。
実は、「意志力の回復」という面を見ると
長時間の運動や激しい運動よりも
短時間の簡単な運動の方が効果が
高いのです。
このエクササイズを５分間行うだけで
ストレスが減少し、気分も明るくなり
集中力も高まって万全の状態で仕事に
向かう事ができます。
１つめの『呼吸を遅らせる』が防御力を
高めてHPを減りにくくする方法だとすれば、
２つめの『グリーンエクササイズ』は
HPを満タンに回復する方法と言えます。
今回の話は最初に言ったように、
拍子抜けするほど簡単な事だったと思います。
簡単すぎて逆にやらない人が多くなるのでは
ないかと心配です。
騙すつもりは欠片もないのですが
騙されたと思って一度やってみて下さい。