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「破滅の法則」:愚痴ばかり言う人と一緒にいると…

どうもレンです。

99%以上の人が勘違いしている事があります。

私たちには色々な考え方とか、セルフイメージとか、
自信とか、固定観念とか、信念とか、 そういった
ものを持っています。

ですが、ほとんどの人は

自分でそれらを持っている

と思い込んでいます。

ですが、本当は自分の考え方も、セルフイメージも
自信も、固定観念も、信念も、自分オリジナルのものなど
ほぼありません。

(本当に根本的な事を言うとオリジナルな
コアな部分もあるかもしれませんが、それはまた
機会があればお話します。)

ですが、ほぼ全ては

周りにあるものの影響

です。

 

モノマネ細胞

ここで一つ、覚えておいて欲しい概念があって
それは

ミラーニューロン

という概念です。

ニューロンというのは神経細胞の事です。

これは簡単に言うと、

例えばひな鳥が親の飛んでいる姿を見て
飛び方を覚えたり、

子供が、他の人が笑っているのを見て笑い方を
覚えたり、

そういった

「何かを見たり聞いたりしてモノマネして覚えていく」

という習性が私たちのような動物にはあります。

ミラーニューロンというのはそういう脳の仕組みです。

聞いたことがあるかもしれませんが
自分の親しい友人5人の収入を足して5で割ると
自分の収入になるという有名な話があります。

それと似ているのですが、周りの友人の
体脂肪率を足して割ると自分の体脂肪率になるという
話もあります。

あくまで統計ですが、当たっている確率は
かなり高いのです。

これはつまり、自分の周りのもの全てが平均的に
自分に混ざってしまうという事です。

ですから、良いミラーニューロンを持てば
すごく良い結果が生まれます。

なのでよく「成功者と付き合うことが成功の秘訣だ」
と言われますが、確かにこれは事実で、近くにいる人も
成功しやすくなると思います。

(実際は色々と問題がありますが。)

逆に、ミラーニューロンに注意せずに何でもかんでも
変な人とばかり付き合ったりやネットの変な掲示板に
入り浸ったりしていると、知らない内に悪い影響を
受けてしまいます。

 

愚痴を聞くとアポが取れなくなる?

そしてこれはテレアポでも同様です。

私自身もこれを痛感した出来事があります。

アポインター同士でお酒を飲みに行った時でした。

何人かの連れでいったのですが、1人を除いて
あまり営業の成績は良いとは言えない人たちでした。

飲みに行ってした会話は、

「あんなクソみたいなリストじゃ取れる訳ない」
「商材が時代遅れで売れない」
「会社の体制が古臭い」
「客の質が悪い」
「給料が安すぎる」

...など、悪口と愚痴のオンパレードでした。

正直言うと、私もつい便乗して愚痴をこぼしました。

ですが、翌日会社に行くと、明らかに自分のエネルギーが
いつもより下がっているのが分かりました。

お客さんと口論になりやすくなってしまったり、
上司も敵に見えるようになってしまいました。

自分でも「調子が狂っている」のが明らかでした。。

それ以来、私は成績の悪い人たちと
二度と飲みに行くことをしていません。

 

もちろん、成績だけで人を判断するのは良くない事だと思います。

彼らも悪気があった訳ではないし、愚痴を言って
ストレス発散になったのかもしれません。

ただ、そういった愚痴や悪口が周りに影響を
与えるのは事実です。

だから私もSVになってからは

「会社でお客さんの悪口だけは絶対に言うな」

ときつく言っています。

私は普段あまり怒らない方だと思いますが
言ったアポインターにはマジで怒ります。

その人だけでなく周囲の人間にも悪影響を
与えてしまい、ミラーニューロンでチーム全体に
伝染してしまうからです。

 

悪いミラーニューロンを避ける方法

上のような話を聞くと、

「じゃあ飲み会とか成績悪い人の集まりに
行くなってことですか?」

と思われると思います。

本当に理想を言えばその通りです。

自分の成長を考えるなら行かない方がいいです。

ですが、日本は協調性(というか同調)を重んじる
文化ですし、同僚や先輩に誘われて断るのが
難しいという方もいると思います。

その場合は、一つだけ守って欲しい事があります。

それは

絶対に悪口や愚痴に「同意」しない事

です。

人が最も説得されやすいのは「自分の言葉」です。

有名な話ですが、自分が禁煙したかったら
「他人に禁煙するように説得する」と勝手に自分も
説得されてしまいます。

他の人から「タバコを吸うのは体に良くないよ」
と言われるより1000倍効果があります。

それほど人は自分の言葉に影響を受けやすいのです。

ですから、ネガティブな発言が出ても

「なるほど、◯◯だと感じているんですね」
「そう思われてるんですね」
「辛いって感じてるんだね」

と、相手の感情を表現する言葉を使ってあげてください。

別に「私もあれは悪いと思う!」と同調しなくても
感情を認めてあげるだけで人は癒されます。

もしどうしても悪いミラーニューロンを受けそうだなと
思ったら、この事を思い出してみてください。

 

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