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勝手にポジティブになってしまう魔法のクエスチョン

こんにちは、レンです。

突然ですが、あなたがいつもネットで
検索するとき使っているのは「Google」でしょうか?

それとも「Yahoo」でしょうか?

もしかしたら別のサイトを
使われているかもしれませんが
大多数は上2つのどちらかだと思います。

ちなみに私はYahoo派です。

ここで一つやって欲しい事があるのですが
あなたがいつも使っている検索サイトで

「子供 アニメ 悪影響」

と検索してみてください。

検索順位というのはコロコロ変わるのですが
今、検索した時点では1位の掲示板サイトで

「アニメは子供に悪影響?」

というタイトルで議論が交わされていました。

・殺人ばっかりのアニメをやるのはおかしい
・教育に悪い
・テレビばかり見て勉強しなくなる可能性がある

などの記述が見つかりました。

また、他のサイトでも

・言葉の発達が遅れる
・暴力的になる可能性
・視力が低下する
・危険な事を真似する

と言ったネガティブな記述が多い
印象でした。

 

次に

「子供 アニメ 良い影響」

と検索してみてください。

これも私が検索した時点では
1位のサイトで

・創造性が豊かになる
・夢や希望を与える
・善悪の理解に役立つ
・生きる意味、人々の絆
・他人との共通の話題が持てる
・アニメに関連する夢を持てる
・アニメから知識や教訓を得る

などの記述がすぐに見つかりました。

もちろんネガティブな意見もありましたが
全体としては「アニメは子供にとって良い影響もある」
といった意見が多かったと思います。

 

脳=検索エンジン

このように、打ち込むキーワードによって
検索結果がガラリと変わります。

実は私たちの脳の仕組みも、これと一緒です。

脳の場合は「質問」がキーワードになって
関連する事が検索されるのです。

例えば「何で俺はモテないんだろう」と自分に質問すると

・他の人より収入が少ないからだ
・職場に女の子が少ないからだ
・自分に自信が無いからだ

といったように、脳は「モテない理由」を探し始めます。

この検索エンジンは恐ろしく性能が良く、
1秒間にA4用紙20枚分を検索できると
言われています。

ですから毎日「どうして俺はモテないんだろうなぁ…」と自分に
投げかけている人は、何百何千の「モテない理由」が書かれたサイトを
検索しているのと一緒なのです。

そしてこれはテレアポでも同様です。

「どうしてアポが取れないのかな…」

と言っていると、

「アポが取れない理由」

を脳は検索し始めます。

すると、

・扱っている商材が悪いから
・上司が悪いから
・リストが悪いから

といったように原因を探し出してしまうのです。

もちろん、本当にそれらが原因のひとつである
可能性はあります。

ただ、商材を変える事は基本的に難しいですし
上司の性格はすぐに変わりませんし
リストも良い時と悪い時は絶対にあります。

私たちが必要なのは「解決策」なのに
「どうしてアポが取れないんだろう」という質問は
「解決できないことに対する愚痴」を生み出してしまうのです。

 

「生まれつきネガティブな性格」な人は存在しない

もう一度書きますが、「脳=検索エンジン」です。

自分への質問がキーワードになって
脳が勝手に検索を始めます。

ですから、先ほどはネガティブな検索結果が生まれる
話をしましたが、使い方によってはポジティブな結果を
生むことができます。

 

ここで一つ伝えたい大事なことがあります。

よく、

「僕は生まれつきネガティブな性格だから…」

とか

「私は子供の頃から後ろ向きだから…」

と言っている人を見かけます。

僕もずっと昔からそうでした。

「自分は子供の頃から目立たない、
おとなしい人間でネガティブな性格なんだ…」

と思っていました。

ですが、心理学や脳の仕組みを勉強していく中で
ひとつ解った事があります。

それは、「自分自身に対する質問」が
ネガティブやポジティブを左右しているということです。

「ネガティブな人」がいるのではなく
「自分にネガティブな質問をする人」がいるのです。

「ポジティブな人」がいるのではなく
「自分にネガティブな質問をする人」がいるのです。

極端に言えば、テニスの松岡修造さんですら
自分にネガティブな質問を沢山浴びせれば
脳の仕組み的に言えばネガティブに陥ります。(たぶん)

逆に「ポジティブになりたい」と思ったなら
「うおー!やるぞー!」とか「ポジティブに考えなきゃ!」
と意気込むより「ポジティブな質問」を1個投げかけた方が
よほど効果的なのです。

 

さて、その「ポジティブな質問」ですが
「3つ」知っておいた方が良い事がありますので
説明しますね。

 

ポジティブな質問の3つのルール

1.「できる事」「学べる事」を問う

ポジティブな質問では、
「なにができるか?」
「どうしたら、うまくいくか」
を考えます。

例えば1日のアポ取りに失敗した時、

「この事から何を学べるか?」
「今できる事はなにか?」
「明日、一歩でも前に進むためにはどう考えれば良いか?」

といった質問が代表的です。

 

2.「プラス」の言葉だけを使う

例えば、「クロージングでミスしないようにするにはどうすれば良いだろう」
というのは、あまり良い質問ではありません。

「ミス」というネガティブなマイナスワードが
入っているからです。

人間の脳はとても不思議なのですが
「否定語」を理解できないという特性があります。

有名な話ですが

「ピンク色の象が逆立ちしているところを
想像しないでください」

と言われると、脳は勝手に想像してしまいます。
(想像しないでくださいね 笑)

なので、「ミス」という単語を使うと
「ミスしている事」がイメージされてしまいます。

先ほどの質問であれば

「どうすればクロージングを成功させられるだろうか?」

と質問するのが効果的です。

 

3.人は勝手に「ネガティブ」側に寄る事を知っておく

「え?生まれつきネガティブな人はいないんじゃなかったの?」

と思われるかもしれませんが、これは生まれつきかどうか
という問題ではなく、人間は自然な状態だとネガティブに
寄り易い特性があるのです。

昔、外国のテレビ局で
「幸せなニュースだけを放送する番組」
が制作された事があります。

「ハッピーなニュースだから
みんなこぞって見てくれるはずだ!」

プロデューサーは自信満々で
番組を作って放送しました。

その結果、どうなったと思いますか?

視聴率が全然取れずに
あっという間に打ち切りになったのです。

現在流れているニュースのほとんどは
事件だったり、事故だったり、政治家のスキャンダルだったり
ネガティブなものがほとんどです。

なぜそれらが多く方法されているかというと
幸せなニュースよりも不幸せなニュースの方が
人は圧倒的に反応しやすいからです。

端的に言えば、ネガティブなニュースを書いた新聞は売れるし
テレビの視聴率も取れるのです。

こうなってしまう詳しい説明は省きますが
結論だけを言えば、人間が実はネガティブを求めていて
放っておくとネガティブになり易いという事です。

だから、

「自分がネガティブになりやすい事を自覚した上で
ポジティブな質問を選択する」

という態度が重要になるのです。

 

ちなみに、今回ポジティブとネガティブについて
お話してきましたが、別に絶対的にポジティブが良くて
絶対的にネガティブが悪いと言っている訳ではありません。

ただ、テレアポはその性質上どうしても
ネガティブに寄ってしまいやすくなるので
意識的にポジティブな質問でバランスを
取る必要があるという事です。

「あ、今ちょっとネガティブに傾きすぎているな」

と気付いたら、自分にポジティブな質問を
投げかけてみてください。

その繰り返しで、結果は必ず変わります。

 

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