レンです。
もしですよ、
自分の家の至る所に盗撮カメラが
仕掛けられていたら…
考えるだけでも悪寒が走るかもしれません。
ですが、どんな家の人が盗撮されていたとしても
大して変わらない要素が一つあります。
あなたの家であっても上司の家であっても
笑顔が可愛い女子社員の家であっても
変わらず映し出されている「ある要素」
があるのです。
それは
その人の1日の行動パターンは、ほぼ決まっている
という事です。
私たちは1日1日違う日々を過ごしているはずなのですが
カメラを設置して見返してみれば大して変わらない
パターンを繰り返しているだけだと分かります。
だいたい同じ時間に起きて、
トイレして、新聞読んで、朝食を食べて、歯を磨いて、
髪をセットして、スーツを着て、電車に乗って、スマホをいじって、
パソコンを立ち上げて、こっそりお気に入りのサイトを見て…
といったように習慣づけられた事を
繰り返しているだけです。
もちろんそれは私たちだけでなく
電話に出るお客さんも一緒です。
ここで非常に重要な事実があります。
それは結局のところ
人は性別・年齢・職業などの属性によって
かなりパターン化された行動を取っている
という事です。
例えば、専業主婦であれば朝みんなの朝食を作って
子どもと旦那さんを送り出し、洗濯などの家事を済ませたら
ちょっとテレビを見ながら休憩…
というパターンを持つ人が多いと思います。
ここで上のパターンであれば
（あまりに朝早くから電話をする人はいないと思いますが）
「ちょっとテレビを見ながら休憩」
している時に電話した方が話も聞いてもらいやすいし
アポにも繋がりやすいのは分かると思います。
こういった在宅率が高く電話が繋がりやすく
お客さんに時間のゆとりも多い時間帯をテレマ業界では
「ゴールデンタイム」
と呼ぶ事が多いです。
例えば主婦であれば
・家事が一息ついた朝10～12時くらい
・お昼が終わった2時～4時くらい
また、サラリーマンの男性であれば
・帰宅後の7時～9時くらい
・土日
あたりは家にいる確率も高いので
ゴールデンタイムと言って良いと思います。
ゴールデンタイムに集中してコールする事は
打席を増やしてアポ件数を増加させるためには
欠かせません。
野球で言えばストライク球（＝打てるボール）が
多いのですからヒットは自然と多くなります。
この事は大抵どのコールセンターでも
言われているはずです。
「メリ」と「ハリ」
さて、ゴールデンタイムは確かに重要なのですが
それ以外の時間帯はどうすれば良いのでしょうか？
例えばさっきの例で言えば主婦の方は、
・夕方5～7時くらい
は夕飯の用意や買い物で
忙しい時間帯だと思います。
こういった時間帯は個人宅向けテレアポの場合
どうしても不在や「忙しい」と言われる事が多くなり
集中力が切れがちです。
私も集中力は全然続かない方なので
朝から晩までずっと保ち続けるのは
無理だなと感じていました。
ですので、私はこの時間を
「レベル上げタイム」
と（勝手に）名付ける事にしました。
簡単に言うとゴールデンタイムに繋がる
在宅時間を聞いたり見込み客の情報集めに
フォーカスするという事です。
また、新しいトークを試したりして
気分転換する時間でもあります。
RPGのようにレベル上げタイムで経験値と装備を整えて、
ゴールデンタイムでボスに突撃するイメージです。
本来はずっと一定の集中力を保つのが
一番だと思いますが、人間は機械ではありません。
よほど機械のようにかけ続けられる一部の人を除いて
私たちのような一般人は
メリハリ
をつける事の方が現実的だと思います。
あなたの行っているテレアポでも
時間帯によってお客さんの行動パターンに
必ず特徴があるはずです。
ぜひメリハリを付けて
効率よく電話をしていきましょう。